憧れの画家さんに会いに行く・1 [出かける]
『司修と描く宮沢賢治の世界』
新聞でこの講座を見つけたときは さすが都会!こんな講座があるとは!
と驚きました。
司さんに会える? ん? でも司さんの前で描くの? う〜ん・・
でも、こんなチャンスはそうはないよね・・
・・やっぱり一度は会ってお話聞いてみたい! と思い申し込んだのでした。
中高生の頃から 大好きだった司修さん
画家であり装丁家であり小説家、エッセイストでもある多才な方です。
宮沢賢治、松谷みよ子の絵本や
大江健三郎、萩原朔太郎、向田邦子等の装丁、挿画でご存じの方も
多いと思います。
2011年には、自著自装の『本の魔法』で大佛次郎賞を受賞されました。
絵も、鉛筆 水彩 パステル 油彩 テンペラ スクラッチボード CGと
いろんな画材で描き分けられています。
幻想的な画風と、色彩の鮮やかさに魅了されました。
私も憧れて パステルやスクラッチボードなど試したものですが・・
真似すらできずあっさり撃沈(泣)
月日は流れて 今やまったく似ても似つかない画風に落ち着いています(笑)
ところで・・
昨年の夏、神奈川近代文学館で 『賢治+司修 注文の多い展覧会』という
面白い展覧会が開かれました。
その日、勇んで出かけたワタクシ、駅の階段を踏み外して足首を痛めつつも
どうしても行きたくて行ったのだというお話を書いたものの・・消えてしまったのです。
しかも2度に渡って! ということがありました。
それで今回こそはちゃんと載せるぞ、と 書いている次第です。
この青が素晴らしくて、原画の前で長いこと立って見ていました。
「グスコーブドリの伝記」ポプラ社
さて、問題は「宮沢賢治を描く」です。
実は私はあまり賢治の作品を読んでいません。
あまりにも深く 足を踏み入れるのがちょっと怖い森のような存在で・・
今回、講座のためにいくつか資料が用意されると書いてあったので
ぶっつけ本番だ!と思ったら、 そんなものはなく、
まわりの方々は もうすでに下絵があったり、何冊もの資料を持参されていたり。
かろうじて 数日前に少しは読んでおこうと購入した
『読んでおきたいベスト集!宮沢賢治』
という文庫を一冊持っていたので 慌ててその場で読み出す始末。
よく考えれば、3時間のなか、最初にお話があって、最後に講評があるならば、
正味2時間くらいなもの。
そこで読んでいてどうする、と気付いて 記憶の中にあるいくつかのおはなしと
今読んだ数編の詩を思い浮かべながら慌てて描き始めましたが・・
久々に、 いまだに時々見る夢『自分だけ課題がまったく出来ずに焦りまくる夢!』を
実体験してしまったのでした。 怖かったです・・心臓ばくばく。
なのに、途中 おとなりのご婦人に便乗して サインまでしていただいた私。
宝物です。今後頑張るお守りにします。
絵のほうは・・
続きます。
味のあるサインですね。^^)
by yes_hama (2014-06-02 21:27)
yes_hamaさん
フクロウさんがいいですよね〜
その場でさらさらっと描いてくださいました。感激です^^
by yumineko (2014-06-03 20:02)
こんばんは。
「水の夢」、見せていただきました。可愛いカエルたちの歌声にに囲まれているのは、水の妖精でしょうか。とてもすてきです。
(この前はコメントが入れられませんでした)
by sig (2014-06-12 23:47)
sigさん、
見てくださったのですか^^;ありがとうございます。
水辺や野原を舞台に絵を描くことが多いです。
ちいさな生き物たちにいつまでも身近にいてほしいと願っています。
コメントやnaiceできなかったとのこと、何故なんでしょうか
また謎が・・><
by yumineko (2014-06-13 09:51)