日暮れ時の鎌倉散歩とcitta Electrical Night [観たり聴いたり]
土曜日は仕事の後鎌倉へ行き、onari cafeさんでcittaさんのライブ
・・のはずが、思いのほか仕事が早く終わってしまい
時間がたっぷりできてしまいました。 さてどうするか、と思ったとき
ひらめいたのが、「人魚に会いに行こう!!」ということ。
いま、鎌倉市雪ノ下にある 鏑木清方記念美術館で
「泉鏡花生誕140年記念 清方が描いた鏡花の世界」展が開催中なのです。
前回鎌倉に来た時 これは見たい!と思ったのですが、入場が4時までで
かないませんでした。なので、今回、土曜日の小町通りの混雑を耐え、
行って来ましたよ。
人魚、ではなく、「妖魚」と題されています。大正9年(1920)の作品
これは・・魅入られますよ・・。
実際は屏風絵で、ほぼ等身大?の白い肌、漆黒の髪、その妖しい瞳と、
笑みを浮かべた紅い唇・・ そして手に持っているのが小鳥、と気付いた時は
ちょっと震えが走りました。 確かに、妖魚、がふさわしいかも。
鏑木清方記念館、当時制作に使った部屋が再現されていたり、入り口から
建物までの植栽も美しく 通りの賑やかさとは全く違った時間が流れているよう。
清方の作品の中ではかなり異色のものなのだそうですが、
妖しい人魚にはもういちど会いに行きたいかも・・
この展示は12月4日までです。
その後、まだまだ時間があったので、以前から行ってみたかった
鎌倉八幡宮の入り口近くにあるカフェ「風の杜」さんへ。
どんなところ?と外からのぞいた瞬間、このお店を教えてくれた知人の姿を発見!
まさか今日会えるとは。そのうえ窓側の良い席が空いていてラッキー。
大きなガラス窓越しに 蓮池・・源平池や、お参りに行き帰る人たちが見えます。
もう暮れかかっていたので、枯れかけた蓮の葉、シルエットになった木の実を
食べに来る鳥、風にたつさざ波・・ 等々、
ここに何かいないはずはない・・
さっき見た絵も手伝ってしばし妄想に浸ってしまいました。 境内なのにスミマセン。
晴れた日はもちろん、雨の日もまた良いのだとか。
水面や鳥を見て過ごす贅沢な時間が味わえそう。
夏になったら蓮の花を見に、また絶対来なくては。
もうすっかり暗くなったのに、まだ続々とお参りに行く人たちがいるようなので
せっかくなので私も行って来ました。
遠くに街の灯りが綺麗。
そうしてようやく、onari cafeさんへ
いつもonari cafeではアコースティックギター1本と生歌での演奏が多かった
cittaさんですが 今回は 自らPCに打ち込んだドラム君(ちゃんだったかな)
ベースさんらを率いての エレクトリカルバンドでの演奏。
いつもと違う音量、音響、気持ちいい! 皆さんノリノリです♪
照明暗くてこんな写真、ごめんなさい。
やるといったものの、ものすご〜く大変だったそうですが
聞いている方は楽しいばかりで。
オリジナル曲、カバー曲も またいろんな味付けと厚みで楽しめました。
音楽は聴くだけで機械オンチな私には謎だけど
やれる人には楽しいんだろうなぁ。 どんな楽器も演奏できる。
アレンジも、やろうと思えばどこまでも? すごいなぁ。
絵を、頭に浮かんだまま形にできる機械も、いつかはできるんでしょうか・・
まぁ、私には使いこなせる気がしないけど!
キムチ、ナムルたっぷりのスペシャルごはんでお腹も大満足
古都鎌倉にて、 時代を感じ 考えた夜でした。
妖魚!!! オンナの情念って雰囲気ですね〜(・O・;
さすが、古都鎌倉〜 カフェも、お庭も素敵♪
by のらん (2013-11-16 12:21)
全ての写真に、鎌倉の風情が感じられますね。
何度か行った事があるけど、お目当ての場所はいつも回りきれない。
絵画の中の妖艶な女性は、確かに、ジャパニーズ人魚姫っぽい!
by morichan (2013-11-17 15:58)
のらんさん、morichanさん、
ほんとうに、あのおかたの目には魔力を感じましたよ・・
もし、歌ったなら・・どんな声なんでしょうねぇ・・こわっ!
鎌倉は何度行っても飽きません。
四季折々、訪ねてみたい場所でいっぱいですね^^
by yumineko (2013-11-18 22:21)