コクリコ坂から公開記念 手嶋葵コンサート

　８月２１日　横浜音楽堂にて

コクリコ坂から公開記念　手嶋葵コンサートに行ってきました。

（りっぱなパンフレットやプログラム付きですよ。

　帰りにはうちわまで。寒かったけどもらいました！）

手嶋葵さんの歌を生で初めて聞いたのは、

何年か前の塩谷哲さん主催のイベント、Saltish Nightでのこと。

ゲド戦記のテルーの歌やCMなどで良い声だな〜と思ってはいたのですが

そのとき聞いた「The Rose」にやられてしまったのでした。

今回、会場に着いて「？」と思ったのは、ちっちゃい子が多いこと。

そうだ、ジブリさん主催だものね。

でも、彼女の静かな歌のときの、子供の声は・・

うう、と思っていたら　葵ちゃんはその度に歌いながらにっこり。

「子供の声には本当に癒されますね。」と言い、

「もうすこしやけんね〜　おねえちゃんにまかしとき〜」と

博多弁で語りかけるのです。優しい。　おばさんは心が狭かったわ・・

静かな歌が多いなか、今回の映画で歌った「あさごはんのうた」は

彼女にとって挑戦だったようで、「口角をあげて歌うようにがんばった」のだそう。

ちょっと照れつつもいい感じでした。

「テルーの歌」や「The Rose」「やさしさに包まれたなら」などの曲も

聞けたし　ほぼ宮崎吾郎監督の作詞、という曲たちも、作品の背景が

また別の形で深く見えてくるようで良かったです。

寡黙な彼女。　以前は　観客側がハラハラドキドキしたものですが、

今回は途中に武部聡志さんとスタジオジブリの鈴木さんとのトークタイムもあり、

ずいぶんリラックスしていたみたい。

「The Rose」もそうですが、「さよならの夏」も

彼女の声や歌い方にぴったりの曲ですね・・

何度も「観てくださいね！」って葵ちゃんが言ってたし

も一度　映画、観に行っちゃおうかな。

今度は　どの場面でどの曲だ、と確かめながら聞けますもんね。