カバ？鬼！？やもり！！

　絵を描いているときは、あまり歌詞のないほうが好ましいのですが

今年の夏から秋は栗コーダーカルテット、原マスミ、フジファブリックを

繰り返し聞いていました。気分がぐるぐる楽しくなるので。

そしてフェルトドールを作るときによく聞いたのがこれ。

女性シンガーで一番好きな　UAの　

１５周年記念で発売されたカバーアルバム『KABA』。

選曲が面白いのです。「モンスター」「夜空の誓い」「買い物ブギ」

「きっと言える」など　彼女が歌うとこうなるんだ、という

楽しみがいっぱい。「Under The Bridge」「Paper Bag」など

洋楽もやっぱり上手くて心地良い。

以前、テレビで井上陽水の「傘がない」を歌ったのを聞いた時から

この人が他の人の曲を歌うのをもっと聞きたい、と思っていたので

発売を知ってとても嬉しかったのです。

ファンにはたまらない　くらもちふさこイラストのブックレットも付いてます。

しかし、カバ？って（笑）。　最初見た時、思わず私も「かば？」

って思いましたよ。　CD本体も可愛いです。　

それから　阿久悠トリビュートアルバムの第３弾『歌鬼３』

全曲アカペラバージョンで、スターダスト・レビューの「また会う日まで」

ゴスペラーズの「あの鐘を鳴らすのはあなた」

INSPiの「五番街のマリーへ」　RAG FAIRの「狙い撃ち」など

懐かしい曲がそれぞれのグループらしい味付けで楽しめます。

もう一枚、矢野顕子と森山良子のユニット、「やもり」の『あなたと歌おう』。

以前から矢野顕子さんは聞いていましたが、森山良子さんとふたりって

どうなるの？　歌い方、ずいぶん違うし・・なんて思っていましたが

聞いてみると、なかなか良くて。

オリジナル曲と、「旅の宿」などカバーが半々。

大人の女性たちの余裕と頑張りと格好良さいっぱいの一枚です。