お気に入りの木

　ご近所のお庭にある一本の木。

春から夏にたくさんの枝をすいすいのばして、優しい形の葉っぱを

いっぱい繁らせます。夏はこんもりとした木陰をつくってくれ、

下から見上げると木漏れ日が綺麗な大好きな木です。

　先日、ようやく持ち主のご主人に木の名前を教えていただけました。

「ナンキンハゼ」というのだそう。

　秋になって、緑から黄色、赤と色を替えて楽しませてくれていたのですが、

今朝、ご主人が「もうじき枝を切るんですよ」と。

昨日の雨風でずいぶん葉が落ち、掃除も大変なのだそう。

綺麗、と喜んでくれるのはあなただけです、と笑っていらっしゃいました。

残念だけど、また来年もどんどん成長するのを見ることが出来るから

しばしお別れです。

きれいに掃除をされている途中の、落ち葉をいただいてきました。

・・と、タンタン乱入！！

タンタンは葉っぱ喰い。

だけど食べていい葉とダメな葉があるので即没収！

「・・・・」

君なら何かに化けられるのでは？

ついでに女子も飾ってみる。

「おばさんがまた何かやってる・・・」

もみじにもみじ・・じゃないけどね。可愛いよ！

「っもー、いいかげんにするにゃ！！」