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美しい装丁の、怖い本 [読む]

 忙しくて眠れなかったあとに、さあ!と引っ張りだして読んで、
また眠れなくなる本。 夢見にご注意・・。

 経済的にもスペース的にも、できれば文庫化されてから、と思うのですが
どうしてもこの装丁で手にいれたい、今読みたい、と思う本があります。
そうして買ったこの2冊。

IMG_1071.JPG

 右は 綾辻行人「深泥丘奇談」メディアファクトリー刊
カバーを取った状態がまたなんとも素敵なんです。凝ってます。
これは印刷屋さん、泣いただろうなぁ。
 ページのあちこちにもイラストがちりばめられていて・・

 内容。こちらは、なんというか、
こう、正体の見えない、生理的な、コワさ?
 思い出せない悪夢の、もどかしさ。
合間合間にくすっと笑わせられながらも、
じわっと肌にまとわりついてくるものを振り払いたい、 といった感じです。


 左は 恩田陸 「私の家では何も起こらない」あ、これもメディアファクトリー刊。
クラシックな、重厚な感じの装丁です。

 中身は。・・うわぁぁぁ。 恩田作品はたくさん読んでいますが、これは。
どんどん冷えていく背中。 想像してはだめ! 
 作者ご本人のインタビューで、内田善美さんの「星の時計のリデル」の家が
イメージにあって、みたいなことが書いてあったような。
 嘘だー。 違うー。 コワいー。

寝るとき 場面が浮かんで困りました。

 怖い、といえば。 今、書店に 山岸涼子さんの 豪華本コミックス?が
出ていますね。
 「わたしの人形は良い人形」 
 今までで一番怖かった本かも・・。文庫版を持っていますが怖すぎて写真撮れません。
でも手放すこともできず、本棚の奥〜のほうに。
 
 何故 怖がりのくせに 買うのか。読むのか。
 自分でも 謎ですねぇ・・・



 


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