ダァリヤ [花も葉も実も]
最近、花壇ではあまり見かけなくなったな、と思っていた
この花。ダリア。
母はダリヤ、と言っていたけど、
「ダァリヤ」、と 誰かが書いていたのは何だったかしら、
小説だったか、詩だったか。
なんて思っていたら、なんと昨日紹介した「家守綺譚」のなかでした。
最近の物忘れの激しさは、暑さのせいだけではないような。
ともあれ、昔、家の庭に咲いていたのは、小説にあったのと似た、
濃い臙脂色のびろうどのような花でした。
あの花なら「ダァリヤ」が似合います。
薔薇も同じような色だったのは、その頃の流行だったのかな。
ダリアや百日草、金魚草と言った花はどうもお仏壇の花のイメージで
子供の頃は好きじゃなかったんですね。
暗い臙脂色も子供の目には綺麗に見えなかった・・
今となっては、あの臙脂色の「ダァリヤ」を見たいなぁと思うのですが。
変わらないのは虫たち。
「写真撮れた?まだ?」 と長いこと止まっていてくれたトンボ君。
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